今日は大晦日、今年買ったドリッパーをまとめる時間ですね。
2024年は合計で55個(色違いはカウント)のドリッパーを購入しました。2023年の88個と比べると減りましたが、これでも興味があるものを買っていった結果なんですよね。なんでもかんでも買っている訳ではない、というのは書いておきたかったです。


印象的だったドリッパー5選

近年発売されるドリッパーは、形や機能、素材などが今まで見たことないものが多かった印象です。新しいアイディアが次々に生まれ、さらに製品になるスピードもどんどん早くなっていますね。↓は、そんな5つのドリッパーたちです。

1. ODZdripper Hydrangea Blue

1つ目はタイのODZのドリッパーです。シャコ貝のような波うっているような形状がユニーク。フィルターの外側には広い空気の通り道があり、抽出速度は早めです。個人的には浅煎りの細挽きを淹れるのが合うと思ってます。明るい印象のコーヒーになります。
(参考:ブラックモデルの記事)

2. OREA V4 WIDE

2つ目はOREAの最新シリーズV4のWIDEモデルです。国内で展開されているのはNARROWですが、V3とは異なるサイズ感を試してみたくてWIDEにしました。付け替えられるモジュラーはFASTが好みで、Melodripと組み合わせて、あまり攪拌しない抽出をよくしてます。
(参考: 紹介記事)

3. Hario Taiwan x Tri-up FLOW DRIPPER TRITAN 02

3つ目はハリオ台湾がTri-up Coffeeと作ったドリッパー、FLOW DRIPPER。素材がトライタンになり、より普及しやすくなった版です(国内販売はまだない)。中央の柱がユニークです。とにかく抜けが早く、後半も詰まらないのが特徴で、焙煎度や挽き目が変わっても抽出が安定するオールラウンダーです。

4. EASY MOVING 嗡嗡滤杯 CO-BRAND EDITION

4つ目は小さく、軽いドリッパー。豆によっては10gでの抽出をすることがあるので、このサイズのドリッパーもよく使ってます。アルミ製で熱伝導率が高く、高温で抽出した際に温度が下がりずらいのが良い点です。ハニカム構造のような平底も面白いです。(参考: 紹介記事)

5. HONEYCOMBX

5つ目は見た目のインパクトが大の、3Dプリンター製のドリッパーで、製造してる方から直接購入しました。円錐型の下半分に穴が大量に開いてるのが特徴。内側は数本のMUGEN風の縦リブで、早すぎず遅すぎずの速度で抽出できます。濃度や香りのバランスが良いコーヒーになるのが不思議なんです。


DOTY : Dripper of the Year

おまけ的な感じですが…
2024年に購入したドリッパーのうち、いちばん驚いたドリッパーです。

🏆 ハリオ 上海 V60彩色玻璃瀘杯紫色

ハリオ上海が発売したV60です。V60は2005年発売で、さまざまな素材やカラーリングがされてきたので、新製品には驚かなくなっていたのですが、ガラスの内側にシリコンを塗布するのは「この手があったか!」と本当に驚きました。これ、日本でも発売してほしいな。
(参考: 紹介記事)


2025年はコーノの創業100周年や、ハリオV60の発売20周年の節目の年なので、いろいろ興味深いドリッパーに出会えるといいよね。来年も数を意識せずに興味が湧いたドリッパーを試していくと思います。また来年末にもこういったまとめ記事を書けるといいな、と。では、また2025年に。